2017/05/29 第2回月例集会
5月29日(月)7限、本年度2回目となる月例集会が行われました。月例集会に先だって行われた受納式では、高校総体予選後ということもあり、陸上部をはじめ多くの部活動が賞状や優勝盾を受納し、その栄誉を全校生徒で讃えました。
続いて行われた校長講話では次のような話がありました。
俳優の故森繁久彌さんとその劇団の人たちが、「屋根の上のバイオリン弾き」の観客として来ていた盲目の女性に対し、下を向いて寝ていると勘違いしてしまいました。事実を知った森繁さんは不愉快と思った自分を心から恥じ、舞台を降りて涙を流しながらその女性に詫びたといいます。
社会のリーダーを目指す皆さんは、反省するときは反省し、次に向かう姿勢を大切にしてほしいものです。
次の話になりますが、アメリカのグランドキャニオンには、転落防止の柵がないそうです。日本では子どもの組み体操や登山など、問題が生じると何でも規制することが当り前であります。しかし、アメリカでは個人の責任となり、日本と考え方が違います。一人一人が考え、意見を言っていく中で、全体を知り、納得し、主体的に、責任もって行動することができる人に成長してほしい。それが本校の校訓でもある「自ら求めて、自ら学ぶ」にもつながってくると思います。
これから準備活動が本格的になる西祭においても、自ら求めて、自ら学び、そして素晴しいものを創りあげてくれることを期待しています。
講話後は全校で校歌を斉唱し、第2回の月例集会を終えました。