愛知県立豊田西高等学校全日制課程「スクール・ポリシー」

1   育成を目指す資質・能力に関する方針
   次の四つの資質・能力を、本校入学から卒業までの間に向上させる。
   ◯   自ら描く夢の実現に向けて段階的な目標を定め、その達成方法を考え、成し遂げる力
   ◯   社会が直面する問題を自分の課題として捉え、解決しようとする主体的な態度
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校長挨拶

   愛知県立豊田西高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

   本校は、昭和15年に愛知県挙母中学校として開校し、その後、挙母西高等学校、加茂高等学校、挙母高等学校と改称・統廃合を経て、昭和34年に挙母市から豊田市への市名変更に合わせて、愛知県立豊田西高等学校と改称し、令和2年に創立80周年を迎えました。昭和39年から夜間定時制課程が併設され、これまでに全日制・定時制課程を合わせ、2万9千人を超える有為な人材を輩出してまいりました。

   校訓は、「躬行実践(自ら求めて、自ら学ぶ)」です。さらに、教育目標「人間として立派であれ」を掲げて、生徒は日々、学習や部活動に、学校行事等に熱心に取り組んでいます。特に6月に行われる耕心祭(文化祭)と鴻志祭(体育大会)を合わせた西祭(さいさい)では全校生徒が大いに盛り上がりを見せます。

   全日制では、東京大学、京都大学、名古屋大学などの旧帝国大学等に多くの生徒が進学をしております。定時制では、大学や専門学校等に進学を目指す者、就職を目指す者など、各自の目標に沿った進路実現を図っています。部活動では、令和4年度は、全日制では、弓道部、陸上部が、定時制ではバドミントン部が全国大会や東海大会に出場しました。そのほかにも、多くの部活動が県大会出場を果たしています。

   平成25年度に文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、トヨタ自動車をはじめとする地元企業や、名古屋大学、核融合科学研究所など研究機関、豊田市などの公的機関と連携させていただいています。最先端の科学技術を学び、課題研究に取り組むことで、世界や国家のイノベーションをリードできる人材を養成するとともに、地域の拠点校として、地域全体の理数教育のレベルアップに努めています。また、平成26年度からは、450年の歴史を持つイギリスの名門レプトン校と姉妹校提携を結び、生徒を派遣するとともに、イギリスのトヨタ自動車(TMUK)工場でも研究発表及び技術者との交流を行ってまいりました。ただし、現在はコロナ禍のため派遣の中断が続いております。コロナの終息が待たれるところです。

   先が見通せない時代にあっても、本校のあらゆる教育活動を通して、未来への道を逞しく切り拓く力をもった生徒の育成を目指して、教職員一丸となって取り組んで参ります。

   このホームページでは、全日制・定時制課程の充実した高校生活を送る生徒たちの姿や、本校における様々な活動を紹介していますので、参考にしていただければ幸いに思います。


令和5年4月   愛知県立豊田西高等学校長   髙井   俊直